肺から吸い込んだ酸素は、ヘモグロビンの鉄分と結びつき、血液によって全身の細胞にくまなく運搬されます。 そして細胞内のミトコンドリアで体内に摂取された糖や脂肪、タンパク質などの栄養素が燃焼(代謝)され、ATPを生成します。 酸素がなければATPが生み出されず、人は生きることができません。 31 июл. 2018 г.
酸素は何に使う?
酸素の用途 燃やしたり酸化させる性質を利用して、鉄鋼業などで炉の吹き込みなどに使われるほか、鋼材の溶接・切断に、化学分野での酸化反応工程などに使用されます。 また、医療分野での酸素吸入、環境対策のための排水処理、ロケットの推進剤など、広範な分野で使われています。
人は何呼吸?
人間は、酸素を吸って二酸化炭素をはく、つまり 呼吸をしなければ生きていけない。 (ちなみに普通に生活しているときは、1分間に17~18回位呼吸します。) 管支、肺と呼ばれる部分からできています。 酸素は、鼻⇒気管⇒気管支と空気の通 り道を通って、肺に入っていきます。
吸った酸素はどこでどうなる?
吸いこんだ空気は肺胞で血液に出会い、空気中の酸素は肺胞のかべを通りぬけて血液に取りこまれます。 血液が運んできた二酸化炭素は肺胞の中の空気中へと出ていき、はく息とともに口から外へと放出されます。
生物はなぜ呼吸をするのか?
生き物は、生命活動に必要なエネルギーを、呼吸によって取り出しています。 息を吸って体に取り込んだ酸素は、細胞内で有機物を分解する過程で使われます。 その際にエネルギーが得られます。 細胞の中で酸素を用いて、酵素が有機物を分解し、そこからエネルギーを取り出すしくみを呼吸といいます。