かゆみの原因で最も多いのが、乾燥によるものです。 中高年になると肌の保湿性が低下し、いわゆる「乾燥肌」になりやすいので、予防のためには日常のスキンケアが必要になります。 一般に皮脂が少ない場所ほど乾燥しやすく、例えば「すね(脛)がかさつく、ソックスがすぐに下がる」といったサインが出たら要注意です。
すねが痒くなるのは何故?
皮膚の表面は皮脂腺から排泄される皮脂で覆われています。 男女とも中年以降になると、下半身の皮脂量が減少してきます。 皮膚をしっとりさせる役割があります。 空気が乾燥している冬場はカサカサになりやすくなり、これを 皮脂欠乏症といって痒みを伴います。
痒み なんのため?
かゆみは、「引っ掻きたくなるような不快な感覚」と定義されますが、実は、かゆみは体(カラダ)を守る防衛反応のひとつなのです。 皮膚に異物が付いた際に、かゆみを感じることによって、異常が起きている場所を私たちに知らせ、その異物を掻いて取り除こうとする行動を起こすことから、かゆみは一種の生体防御反応であると考えられています。
足の痒み 何科?
特に、足にかゆみを伴う皮疹ができているときや、非常に強いかゆみで日常生活に支障をきたしているときなどは、なるべく早めに病院を受診するようにしましょう。 受診する診療科は皮膚科がよいですが、黄疸がある場合など明らかに内蔵の変調が疑われる症状がある場合は、内科やかかりつけの病院で相談することも1つの方法です。
足の裏 痒い どうしたらいい?
足の裏のかゆみが長く続いている場合、もしくは繰り返している場合や、湿疹などの皮膚症状が伴っている場合には、一度皮膚科への受診を考えましょう。 また、かゆみが強く寝られないなど日常生活に支障をきたしている場合には、早めに受診するようにしましょう。