A1: ステロイド外用薬は皮膚の血管を収縮させるので、塗るとお肌は白くなりますし、長く塗り続けると薄くなってきます。 皮膚が黒くなったり厚くなったりするのはステロイドの副作用ではなく、アトピー性皮膚炎の治療が長年中途半端であったり全く治療しなかった場合に見られる現象です。
ステロイド 白くなる いつ治る?
塗り薬の副作用として多いのは、塗った部位の皮膚が『薄く白く』なることです。 これは、健康な皮膚に戻ったと考えてください。 塗るのを止めれば、1か月ほどで治ります。
ステロイド 皮膚脆弱 なぜ?
ステロイドには細胞増殖を抑制することにより創傷治癒を遅延させる作用があるため、いったんこのような皮膚障害を生じると、治癒までに時間を要します。 また、細胞性免疫機能の低下によって易感染状態となるため、細菌感染や真菌感染を引き起こしやすくなります。
皮膚炎 ステロイド いつまで?
ステロイドをつかってきれいになったら、1~2週間程度でステロイドは中止し、保湿剤に切り替えて毎日塗布してください。 併せてスキンケアもつづけてください。 その途中で悪くなったら、ステロイドを2~3日、1日1回使用(ロコイド、キンダベートなら1日2回)して皮膚をまた良い状態にしてください。
ステロイド 何日空ける?
OTC医薬品(市販薬)のステロイド外用剤は2週間を目安に使用してください。 5~6日間使用して改善がみられない場合は使用を中止し、医療機関を受診するようにしましょう。