食べ過ぎてしまう原因 過食をしている時は食べることに集中しており、一時的にストレスから離れられるため、食べ過ぎてしまいます。 ストレスが溜まると神経物質「ノルアドレナリン」が増加し、“過食の欲求”を刺激します。 一方、感情をブレーキする神経物質「セロトニン」は減少していくため、食欲を抑えられずに過食してしまうのです。
ストレス 食べ過ぎ なぜ?
強いストレスが続くと、コルチゾールというホルモンの分泌が過剰になります。 ・ドーパミンとセロトニンの関係性ストレスを感じることで、脳の大脳辺縁系が興奮し、ドーパミンというホルモンが過剰に分泌されます。 このドーパミンは摂食中枢を刺激し、食欲を盛んにさせてしまいます。
食べる ストレス解消 なぜ?
また、コルチゾールはタンパク質や炭水化物、脂肪代謝の調節をしてくれる大切なホルモンです。 そして、コルチゾールが過剰放出されると、甘いもの・辛いもの・揚げものなどが無性に欲しくなります。 これらの食べ物には脳が幸せだと感じるドーパミンやエンドルフィンを分泌させる働きがありストレスを和らげてくれるのです。
ストレス 過食 何科?
過食症は依存症の1種として、自助グループやNPO法人、電話やネットを利用した心理療法などを行っているところもあります。 それらの併用も有効ですが、いずれにしても過食症にはうつ状態などが併発することが多いので、心療内科・精神科は受診することが勧められます。
痩せたいのにどうしても食べてしまう?
ダイエット中なのにもかかわらず、つい食べてしまいそうになったときは、「本当に空腹かどうか」を考え直すようにしましょう。 もし、とくにお腹が空いているわけでもないのに食べようとしていたのなら、ダイエットに対してストレスを感じている可能性があります。 上述のとおり、ストレスの蓄積は過食を引き起こす原因のひとつです。