胎盤は通常、子宮口と離れた子宮の上部にあるのですが、胎盤が子宮口を覆うような位置にあるのが、前置胎盤です。 また、子宮口をふさいではいないものの、それに近い状態にあるのが、低置胎盤です。 前置胎盤では、胎盤から出血を起こしやすく、流産・早産のリスクが高いので、慎重に経過を観察していきます。
出産後 胎盤 どこへ?
胎盤はどこへいくの? その大切な役割をした胎盤は出産後、5分程度軽い陣痛を繰り返すことによって、胎盤が子宮からはがれて体外へ排出されます(胎盤娩出)。 胎盤は子宮の中で次第に大きくなりますが、大きさや長さ、太さも人それぞれです。
胎盤とは何か?
胎盤とは 胎盤とは、着床後ママの子宮内に出来る円盤状の器官です。 正常な場合、子宮上部に貼りついて赤ちゃんの成長と共に成長します。 生産期を迎える頃には直径約20~30cm、厚さ2~3cm、重さは500~600g程になり、産院によっては出産後に排出した胎盤を見せてもらえる場合も。
お腹の中の赤ちゃんは何をしているのか?
お腹の赤ちゃんは何をしているの? おなかの中で大きく回転したり手足を動かしたりしています。 しゃっくりのような動きをすることもありますが、赤ちゃん自身は苦しくはありません。 羊水を飲み込んでおしっこもします。
出産後の胎盤 どうする?
国によっては、「産後に胎盤を食べる」という風習が残っている地域もあるようですが、日本の医療施設では、基本的に産後に自分の胎盤を食べることはないでしょう。 ほとんどの医療施設が医療廃棄物としてのルールに従って、胎盤を処分しているはずです。