私たちの体内の多くの器官・臓器はエネルギー源として、たんぱく質、脂質、糖質などを利用しているが、私たちの思考、行動のコントロールなどを行っている脳は、エネルギー源として、ブドウ糖しか利用することができない。 ブドウ糖は、私たちが生活していくためのエネルギー源として必要不可欠である。
糖分はなぜ必要か?
糖分(糖質)は、体の主要なエネルギー源で、消化・吸収されて1gあたり1kcalのエネルギーとなって血液とともに全身を巡ります。 糖質には脂質やタンパク質よりもすばやくエネルギーとして利用できるという特徴があり、長時間の運動には主に脂質が使われますが、短時間の運動には糖質からのエネルギーが使われます。
糖質が不足するとどうなる?
体が必要とする糖質が十分に供給されないことで起こる不調のことです。 身体的な症状としては頭痛やふらつき、動悸、手足のふるえ、異常な発汗(冷や汗)、慢性的な疲労や思考力の低下、湿疹やアレルギー、関節炎、目のかすみ、筋肉痛などが挙げられます。
糖質 何に使う?
糖質は、でんぷんやオリゴ糖などの多糖類、砂糖や乳糖などの二糖類、ブドウ糖や加糖などの単糖類を総称したもので、分解されることによって単糖類になり、エネルギー源として利用されるのが特徴です。 糖質は、身体を動かしたり脳を働かせたりするのに使われるだけでなく、身体づくりや身体の修復にも使われます。
勉強 糖分 なぜ?
ブドウ糖は脳のエネルギー源となるものであり、勉強をはじめとする脳の活動には欠かせないといえるでしょう。 補給することで、脳のパフォーマンスを上げることができます。 糖分が減ると血糖値が下がります。 その結果、脳を動かすためのエネルギーが不足するため、集中力が下がってしまいます。