糖尿病は、手足の感覚などをつかさどる末梢神経 (まっしょうしんけい) にダメージを与えます。 具体的な症状としては、手足がしびれたり、悪化すると痛みの感覚が鈍くなったりします。 例えば、ケガをしても痛みを感じず、気がつくのが遅れ、感染症を引き起こすことがあります。
糖尿病 どうやって気づく?
2型糖尿病は、初期の段階では自覚症状がまったくないことが多く、症状があらわれるとしても、非常にゆっくり、少しづつあらわれます。1疲労感2皮膚が乾燥して痒い3手足の感覚が低下する、または、チクチク指すような痛みがある4感染症によくかかる5頻尿6目がかすむ7性機能の問題(ED)8切り傷やその他の皮膚の傷が治りにくい
糖尿病の初期症状はどんなの?
糖尿病の初期には自覚症状は殆どありませんが、高血糖状態が長く続くと次のような症状が現れてきます。 ・のど・口の中が渇く(舌が渇く)、水分を多く取るようになる。 ・尿の回数が多くなり、量も増える。 ・空腹感が強くなる。
自分が糖尿病かどうか調べるには?
糖尿病かどうかを調べるには、病歴や家族歴などの問診と尿検査、血液検査を行います。 血液検査で高血糖が慢性的に続いていることがわかれば、糖尿病と診断されます。 異常値がみられる場合、別の日に再検査を行うことがあります。 一般に尿に糖が出るのは血糖値がかなり高くなってからのことです。
糖尿病が進行するとどうなる?
糖尿病が進行することで起こる重大な障害の代表的なものは、目の障害(糖尿病性網膜症:失明)、腎臓の障害(糖尿病性腎症:透析)、神経の障害(糖尿病性神経障害:えそ)の三つで、「糖尿病の三大合併症」と呼びます。