症状は、足のしびれ、冷え、つり(こむらがえり)などが現れます。全身の神経の中でも足、特に足先・足裏から起こりやすいと言われています(図1)。
糖尿病性ニューロパチーの初期症状は?
糖尿病性ニューロパチー発症初期には、手足にしびれやピリピリした痛みなどの感覚異常が生じます。 徐々に感覚が失われて、足の壊死などの重篤な事態を招くこともあります。 糖尿病初期の段階では自覚症状に乏しいこともあり、医療機関受診を辞めてしまう方も多いですが、継続して診療を受けることは重要です。
糖尿病の初期症状って何?
糖尿病の初期には自覚症状は殆どありませんが、高血糖状態が長く続くと次のような症状が現れてきます。 ・のど・口の中が渇く(舌が渇く)、水分を多く取るようになる。 ・尿の回数が多くなり、量も増える。 ・空腹感が強くなる。
糖尿病性自律神経障害の症状は?
糖尿病神経障害の症状 自律神経障害の症状は、下痢、便秘、胃のもたれ、頻尿、失禁、尿のきれの異常、勃起障害、発汗異常、起立時のふらつき、低血糖時に自覚症状がないなどさまざまです。 知覚鈍麻(刺激を感じにくくなる)の症状には特に注意が必要です。
糖尿病性末梢神経障害の原因は?
糖尿病性神経障害の原因 糖尿病により神経が障害される1つの機序には余分なブドウ糖によって細胞が正常に働かなくなり、神経細胞内にソルビトールという物質が溜まるポリオール代謝異常があります。 また、高血糖は血管の血流を悪化させて神経に必要な栄養や酸素が届かなくなる機序も考えられています。