一般に,最初の開始コドン(AUG)から翻訳が始まるが,複数の開始コドンが用意されているタンパク質の場合には,2番目以降の開始コドンから始まることもある。 どの開始コドンから翻訳を始めるかによって,長さの異なる複数のタンパク質(isoforms)がつくられる。
タンパク質の翻訳方向は?
mRNAには方向があり、タンパクの合成は5'末端から3'末端方向に進みます。 細胞内でタンパク質合成の鋳型となるmRNAには、DNAの情報を写し取った部分以外に新たに付け加わる部分があり、3'末端にはポリ(A)鎖が付加されます。
タンパク質 翻訳 どこ?
翻訳(タンパク質の合成)は細胞小器官のリボソームで行われています。
mRNA翻訳 どこで?
DNA の mRNA への転写は核で,mRNA のポリペプチドへの翻訳は細胞質のポリソームで起こる。 前核生物 ( 核をもたない ) では, 遺伝子発現のこれらのステップは同時に起こる。
5末端 どっち?
鎖の先頭の方を 5' 末端、おしまいの方を 3' 末端と言います。