特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)とは、常時介護を必要とし、在宅での生活が困難な高齢者に対して、生活全般の介護を提供する施設です。 略して「特養」とも呼ばれています。 特別養護老人ホームでは、入浴、排泄、食事などの介護、その他の日常生活の世話、機能訓練、健康管理及び療養上の世話を行います。
特養 どうやったら入れる?
特養への入居手続き1希望する施設に訪問または郵送で、入居に必要な書類を入手。2入居申込書・介護保険証のコピーなど必要書類を揃えます。 市町村や施設によっては、介護認定調査票の写し(市町村で発行)、健康診断書(主治医に依頼)などが必要になってきます。3必要書類を揃えて希望の施設に直接申し込みます。
老人ホーム どんなことをするのか?
仕事内容 介護職員による見守り、身体介護・介助、レクリエーションなどを行ないます。 また、寝たきりの人が多いため、介護職員が看護師と一緒に健康管理をしたり、理学療法士と力を合わせ入居者の身体機能の維持・回復を目指したりします。 入居者の家族への連絡および対応も、特別養護老人ホームでの業務内容に含まれます。
介護施設ってどういうところ?
介護施設は、介護が受けられる施設全般を指した言葉です。 つまり、日常生活のサポートや介助をサービスとして提供している施設はどれも介護施設になります。 ただし、介護施設といってもさまざまな形態があり、介護保険が利用できるかどうか、入所型か通所型か、もしくは在宅型かなど違いがあります。
特別養護老人ホームの問題点は?
●デメリット・入居まで時間がかかることがある特養は安い費用で利用できることから、入居希望者が多い傾向にあります。 待機者が多ければ、入所するまでに長期間にわたり待たなければなりません。 待機期間は、地域や施設によって異なりますが、場合によっては数年間がかかることも。 待機者の多い状況が課題となっています。