てんかんは脳の神経細胞の電気的発射によっておきますが、この過剰な発射を脳波検査で記録することができます。 そのため、脳波検査はてんかんの診断のために最も重要な検査です。 脳波検査は診断のみでなく、てんかんの発作型の判定にも役立ちます。 何回検査しても安全ですし、痛みもありません。
てんかんは MRI でわかりますか?
通常、てんかんの原因を診断するためにはMRI検査が最も適切な検査とされています。
てんかんの脳波検査方法は?
脳波検査122個の皿電極を頭全体につけます。 更に首か肩などに筋電図用の皿電極を2個と、呼吸を調べるレスピレーターを鼻につけます。 ... 2てんかん発作をとらえる事はてんかん診断上非常に大切です。 ... 3検査中は発作時の画像とその脳波が撮れるように必ずビデオで映しながら行います。
てんかんの検査項目は?
有機酸・アミノ酸・脂肪酸などの先天性代謝異常症はてんかんの原因のひとつであり、血液、尿、髄液などの有機酸分析・アミノ酸分析などが行われます。 てんかんの原因となっている染色体や遺伝子の異常を調べる検査も血液や体液などを用いて行われます。
てんかん発作時の脳波は?
てんかん発作は、脳の神経細胞が過剰に興奮することによりおこるため、脳波検査が必須です。 発作時には正常とは異なる大きな電流が流れますが、発作でないときにも特徴的なさまざまな脳波異常が検知できます。 棘のようにとがった棘波や、棘波よりはやや幅の広い鋭波などがあらわれます。 このような脳波を「てんかん波」とよびます。