発作は、多くの場合1~2分で止まりますが、5分以上続くと自然に止まりにくくなり、30分以上続くと脳に重い障害を残す可能性が高くなり、ときに命にかかわることもあります。
てんかんの発作何分?
発作は通常1~3分続きます。 単純部分発作から続くこともあれば、突然複雑部分発作から始まることもあります。 脳のどの部分が興奮するかにより、意識障害に伴ってどのような症状があらわれるか異なります。
てんかん 救急車 何分?
発作がおこったときは 衣服をゆるめて、気道を確保してください(下顎挙上など)。 吐物による窒息を避けるために横向きに寝かせることも重要です。 けいれんの発作様式や持続時間を記録(携帯電話やスマートフォンの動画が便利)すれば、担当医の先生に見ていただきながら説明できます。 5分前後で救急車を呼ぶか否かを判断しましょう。
てんかん発作の持続時間は?
持続時間は30分以上と定義されることが一般的ですが、臨床現場では5分以上をてんかん重積状態と考えて治療を開始します。 てんかん重積状態や発作頻発を起こす原因として、小児では、熱性けいれん、脳炎、脳症、髄膜炎など、急性の原因が多くみられ、成人では、脳血管障害、脳腫瘍、脳炎、髄膜炎、頭部外傷などがみられます。
てんかん発作 何度も?
てんかん発作は1日に何度も繰り返す「てんかん発作群発」を特徴とし、これが月から数か月単位で何度も繰り返します。 知能の発達が遅れたり、落ち着きがないなど行動の問題がおこることも多いです。