有効例ではACTH療法開始後1~2週間で効果が現れ、50~90%で発作消失が得られるといわれていますが、副作用がほぼ全員に現れます。
抗てんかん薬の作用時間は?
たとえば、カルバマゼピン、フェニトイン、フェノバルビタールの半減期は、各々7~15時間、24時間、96~144時間で、各々の抗てんかん薬の血中濃度が安定するのに必要な時間は、およそ2日、8日、25日と考えられます。
てんかん薬 副作用 いつから?
アレルギー反応による副作用(薬疹,骨髄抑制,肝障害など)はほとんどは飲み始めの数ヶ月以内に出現し、多くは服薬を中止すれば改善しますが、重症になることがごくまれにあります。 アレルギー反応は予見できないため、少量で開始して注意を怠らないことが大切です。
てんかん薬 どのくらい?
治りやすいてんかんのタイプであれば20歳になるまでに薬を中止できます。 基本的に、発作が治まって2年経過すれば薬の減量を検討します。 減量中は定期的に脳波検査を行い、発作がなく、脳波にも異常がなければ半年程度かけて薬をやめます。
てんかん 薬何年飲む?
抗てんかん薬をいつ止めるかというのは非常にむずかしい問題で、専門家でも太鼓判はなかなか押せません。 事故の後発作を起こさなければ、ふつうは2~3年くらいを目安に薬を切りますが、発作を実際に起こしてしまったときには、もっと長く飲む必要があります。