血色素が不足すると、酸素が十分に運ばれなくなり、そのためいろいろな貧血症状が出てくるのです。 従って筋肉への酸素の供給が不足すると、思うように体が動かず、階段の昇り降りなどでもだるいと感じるのです。 また、中高年の場合は心筋症、弁膜症、心筋梗塞の前ぶれのこともあります。
体がだるい 何の病気か?
十分な休養をとることなどで回復しますが、休養しても倦怠感やだるさが解消されず、長い間持続する場合は、何らかの病気が背景にある場合があります。 例えば、感染症、貧血、心臓や肝臓の病気、糖尿病や甲状腺機能異常、うつ病や心身症、低血圧、悪性腫瘍(がん)、睡眠時無呼吸症候群などです。 医療機関を受診するようにしてください。
体が疲れやすい 何科?
病院は何科に相談すればいい? 原因不明の疲労感があるときは、心療内科・精神科を受診しましょう。
だるいとはどんな症状?
一般的にだるさや倦怠感の症状は、身体が重くて力がはいらない、集中できない、なにもする気がしないといった症状のことを指しています。 だるさには、運動や仕事が過剰であったときにおこる肉体疲労がもととなっているものと、身体はさほど使っていないのに精神的に疲労してしまったことがもとでおこるものがあります。
体が疲れやすいのはなぜ?
慢性的な疲れの原因は、運動不足による新陳代謝等の低下により、血液や水分の循環が悪くなることによる影響が大きいと言われています。 またデスクワークなどの身体活動が少ない方は、同じ姿勢や無理をした動作を繰り返すことによる筋肉の過緊張(コリ)によって、疲労感や不調を訴えることも少なくありません。