カラダの柔らかさは関節の可動域(動かせる範囲)と密接に関係しています。 関節まわりの筋肉や軟部組織が硬くなると、 本来カラダを動かせる範囲より、動きが狭まります。 ストレッチによって関節の硬くなった筋肉を柔らかくすることで、 前屈で地面に手のひらがつくなどのカラダの柔らかさが出ます。
体の柔軟性のメリットは?
柔軟だと、関節の可動域も広がるので、ちょっとした動きで腕や腰を痛めるリスクは減ります。 また、血行も良くなり、肩こりや腰痛防止になりますし、筋肉への負担も抑えられます。 また、基礎代謝と体の柔らかさは関係があり、体が柔らかいほど代謝が上がりカロリーの消費量も増えるでしょう。
体が硬い人の原因は?
体が硬くなるのは、運動不足により筋肉が衰えていることが原因です。 衰えた筋肉は毛細血管が少なくなり、十分に血液が届かなくなってしまいます。 筋肉には血液を送り出すポンプの役割もあるため、筋肉が衰えると血液やリンパ液、酸素や栄養も体の隅々まで行き渡ることができません。
何歳になっても体は柔らかくなる?
柔軟性は筋肉が50%、関節が50%で、筋肉の柔軟性は大人でもストレッチをすることで高まる。 しかし、関節の柔軟性を司る神経系の成長は10歳まででほぼ終わってしまうことが研究で明らかになっている。
体が柔らかい どういう状態?
「身体が柔らかい」とは、筋肉の柔軟性や関節の可動域が適度であり、また、可動域の制限を越えるような場面に遭遇しても直ちにそれを制御するだけの筋力がある状態のことを言います。