体が酸化すると、肩こりや慢性疲労、肌荒れ、高血圧などの老化現象が次々に発生。 若々しさをうまく保てないと考えられています。 そして体の酸化を引き起こすのが、「活性酸素」という物質です。 この活性酸素が過剰に増えすぎると、体が酸化によるダメージを受け、様々な現象を引き起こします。
体の酸化 なぜ?
酸素の一部は、さまざまな刺激を受け、ほかの分子と結びつくことで体内で活性酸素に変化します。 この活性酸素は有害物質を除去する免疫機能として働く一方、過度な肉体的・精神的ストレス、激しい運動、喫煙、紫外線、大気汚染などの影響を受けて過剰に増加すると、細胞を傷つけ、老化を引き起こしてしまいます。
抗酸化 どうなる?
体内で増えた活性酸素を除去していくことが、老化や、がん、生活習慣病などの予防になりますが、活性酸素によって酸化を抑えることを、抗酸化と言い、活性酸素から体を守ることを抗酸化作用と言います。 抗酸化とは体の中を錆びつかせない(酸化を抑えること)ことですが、活性酸素は体内の酵素によって分解されます。
肌が酸化するとどうなる?
お肌の酸化はしわ・しみ・たるみを増やす 除去できず、体内で蓄積された活性酸素は、あらゆる細胞を攻撃し、身体の内側からお肌の機能を低下させます。 それにより、コラーゲンやエラスチンが減少したり、メラニン色素が増加したりして、しわやしみ、たるみ、乾燥などのあらゆる肌トラブルが目に見えるほど増えてしまうのです。
酸化ストレス なぜ?
酸化ストレスの原因・仕組み その原因には、虚血や心理的・肉体的ストレスといった病気によるもの、紫外線や放射線・大気汚染・タバコ・薬剤・金属・酸化された食べものなどをとるなどの日常生活の要因によるものがあります。 また、過度な運動も酸化ストレスを高める要因の一つです2)。