痛みを感じる一般的なしくみ 切り傷や火傷、打撲などにより身体が刺激を受けると、「身体が傷ついた」という情報が発生します。 その情報は電気信号に変換され、神経を伝って脳に届きます。 脳がその情報を認識して初めて、「痛い」と感じるのです。 通常は、痛みの原因となったケガが治ると、痛みも消えていきます。
身体の節々が痛いのはなぜ?
関節は身体を動かすための組織で、それゆえに機械的な刺激を受けることが多く、炎症(関節炎)を起こしやすい部位です。 関節炎が起こると、関節痛を感じます。 原因としては感染、けが、アレルギー、代謝異常などが考えられます。
体のあちこちが痛い 何科?
体のあちこちが痛い場合は、整形外科を受診するのがいいでしょう。 特に、筋肉の痛みを感じる場合は、整形外科に行くことで正確な診断をもらえる可能性が高いです。 一方で、あちこちが痛いなかで頭痛などの症状も感じる場合は、内科を受診しましょう。
全身が痛い何科を受診?
「全身の筋肉痛」という症状 では、内科 (27%)が最も多く、 次いで「心療内科 」(13%)が受診すべき診療科として挙げられています。 「手足の関節が痛い」という症状 では、整形外科 (30%)が最も多く、 次いで「内科 」(20%)が受診すべき診療科として挙げられています。
疼痛続くとどうなる?
痛みが長期間続くと、痛みに対する否定的な「感情」や自分自身を否定するような「思考」が現れます。 痛みが続くので「活動」が低下し筋肉は弱くなり、さらに全身状態が悪化する、という“痛みを悪化させるサイクル”が生じます。