自律神経のうち、交感神経が優位になり続けると血流が滞り、手足や内臓が冷えて体温が低下し、体温調整しづらい状態になります。 体温調節機能を正常化するべく、自律神経バランスを整えるには、生活スタイルの見直しやストレス解消・適度な運動などが必要です。
体温調節ができないとどうなる?
風邪 適切な体温調節ができないため体が弱り、風邪などをひきやすくなってしまいます。 ○腹痛・下痢 体が冷えると共に腹部が冷えて、腹痛や下痢を起こしやすくなってしまいます。 ●集中力の低下 体の冷えが気になることで、集中力が低下してしまいます。
体温 どこで調整?
体温の調節機能は、間脳の視床下部にあります。 視床下部には「体温調節中枢」があり、体温を調節する司令塔のような役割を果たします。 体温調節中枢には、体温を一定に保つ働きがあります。
何歳から体温調節?
2歳半くらいまでに、汗をかくトレーニングを 子どもは、2歳半くらいまでに能動汗腺(汗をかいて体温調節を行う汗腺)が育ち、その数が決まります。 室内はエアコンで快適にするのがよいと思いますが、適度な外遊びなど、小さいうちに積極的に汗をかくトレーニングをすることも大切です。
体温調節障害の症状は?
体温調節障害 体温の調節の機能に不具合が生じ、多汗や寝汗などの発汗障害が起こることがあります。 手足の冷えが起こりやすくなるほか、免疫機能や代謝機能も低下します。