どこで測るか? 体の中心部の温度(中心体温)を測定するのが理想ですが、実際は難しく、そこで一般には、わき、口腔内、肛門(おしり)、耳(鼓膜)などで測られています。 日本では習慣として「わき」で測ることがよく行われています。
体温を測るのはどっち?
左脇の方が体温が高くなりやすい 調べてみると、心臓から血液を送る太い血管が体の左方向に出ているため、左脇の方が体温が高く出やすいということがわかりました。 体温が高く出た方の脇の数値が、より正確に近い体温なのだそうです。
体温はどこが正確?
安定した指標としての体温はコア温を測定すれば得られますが、体の内部なので日常的には測れません。 そこで体に負担をかけずに簡単に検温できる場所として、ワキ(腋窩)、口(舌下)、耳(鼓膜)、直腸など、コア温の変動を反映し、しかも体と表面に近くて測定しやすい場所が用いられています。
体温計 口と脇の温度差 どのくらい?
中核温に近い温度が測れる部位は、直腸・鼓膜・舌下・ワキの下があります。 体温は、直腸が一番高く、鼓膜、舌下、ワキの下の順に低くなります。 舌下温は、ワキの下より少し高いのが一般的で、0.3~0.5℃の差があります。
基礎体温 どこで測る?
毎朝同じ時間に測るのが望ましいです。 基礎体温は口の中、さらに舌の裏側で測ります。 基礎体温計の先を、舌の裏の中央にあるすじの左か右のくぼみに当てて測り終えるまでじっとしておきましょう。 また正確に測るために、機器によって異なる所定の時間を守って計測しましょう。