ワキでの正しい体温の測り方 ワキが密閉されるようにしっかり閉じ、ヒジをわき腹に密着させます。 手のひらを上向きにすると、ワキがしまります。 さらに体温計をはさんだ方のヒジをもう一方の手で軽く押さえます。 3平衡温になるまで、水銀体温計や実測式の体温計は10 分以上、予測式なら電子音がなるまでじっとしていましょう。
体温計は何度まで測れるのか?
どんなにひどい風邪(かぜ)をひいても、熱は40.9度まで。 もし41度も熱が出ると、意識がなくなってしまう。 さらにもっと悪くなって42度を超すと、人は間違いなく生きてはいられないだ。 だから体温計には42度以上は書いていないんだよ。
体温はどこで測るのが正確か?
内部の温度が反映される場所で測定します 安定した指標としての体温はコア温を測定すれば得られますが、体の内部なので日常的には測れません。 そこで体に負担をかけずに簡単に検温できる場所として、ワキ(腋窩)、口(舌下)、耳(鼓膜)、直腸など、コア温の変動を反映し、しかも体と表面に近くて測定しやすい場所が用いられています。
体温いつ測るのが正確?
① 体調が良い日に、起床~朝食前、昼食前、夕食前、就寝前の4回の時間帯の体温を測ります。 ② 飲食後や入浴・運動後は体温が上がるため、必ず食間や食前に測定します。 ③ 1日だけでなく、日をあけて何回か測定し、それぞれの時間帯の平熱を知っておいてください。
体温はどちらの脇で測る?
左脇の方が体温が高くなりやすい 調べてみると、心臓から血液を送る太い血管が体の左方向に出ているため、左脇の方が体温が高く出やすいということがわかりました。 体温が高く出た方の脇の数値が、より正確に近い体温なのだそうです。