起床時、午前、午後、夜の計4回体温を測り、この体温値を時間帯ごとの平熱としておぼえておくとよいといわれています(ただし、食後すぐは体温が上がりますから、食前や食間に検温するのが適切です)。 平熱の測定は、体調の良いときに、1日だけでなく、日をあけて何日間か測ってみるとよいでしょう。
体温 いつ測るのがいい?
① 体調が良い日に、起床~朝食前、昼食前、夕食前、就寝前の4回の時間帯の体温を測ります。 ② 飲食後や入浴・運動後は体温が上がるため、必ず食間や食前に測定します。 ③ 1日だけでなく、日をあけて何回か測定し、それぞれの時間帯の平熱を知っておいてください。
食後 体温上昇 いつから?
食後やお風呂、運動のあとには体温が上がります。 最低30分以上経ってから検温しましょう。 平熱の日内変動を把握するため、測定した体温とともに検温した時間を記録(メモ)しておきましょう。 子どもの場合、泣いたあとは体温が上昇するため、機嫌の良いとき、または寝ている間に検温をしておきましょう。
体温は朝と夜どちらが高い?
眠っているときには、脳の休息のために日中よりも体温が下がります。 深く眠るとより体温が低下するため、1日のうちで早朝が1番体温が低い時間帯です。 起床後は徐々に体温が上がっていき、夕方に1日のうちで1番体温が高くなります。 そして、夜になると睡眠に向けて再び体温が下がっていきます。
朝の体温はいつ測る?
この時間に測るといいというタイミングはある? A. 朝、起きてすぐに測ることをおすすめします。 「体温測定の基本的な考え方として、同じ時間帯、環境、状況で測定を継続し、比較することがポイントになります」とオムロンヘルスケアの広報・石崎恵さん。