乳児期後期の鉄欠乏性貧血の症状には、わずかな刺激でも泣いてしまうような「易刺激性」と「注意力散漫」がよく見られます。 貧血のない鉄欠乏状態でも、注意力持続時間の低下、周囲への無関心、認知能力の低下、言語学習能力や記銘力の低下、落ち着きがない、などが見られると言われています。
子供鉄分不足の症状は?
自覚症状としては、全身倦怠感、めまい、動悸、息切れ、耳鳴り、頭痛などです。 他覚的な所見としては、皮膚や粘膜の蒼白、頻脈、浮腫などです。 幼児では注意力散漫、易刺激性、落ち着きのなさ、認知能力や言語学習能力の低下などがみられることもあります。
子供 鉄分不足 どうなる?
鉄分が不足すると、血液中の酸素が身体の隅々まで供給できず、疲れや体調不良等の症状につながります。 その影響から「集中力」と「理解力」が低下して学力が思うように伸びないことも…。 授業中にボーっとしたり、落ちつきがないのは鉄分不足が関係しているかもしれません。
離乳食 鉄分不足 いつから?
いつから離乳食で鉄分をとればよい? 赤ちゃんの体に蓄えられている体に必要な鉄は、生後5ヶ月頃から減少し始め、生後6ヶ月頃から鉄が不足した状態になりやすいといわれています。 そのため、生後5〜6ヶ月頃に離乳食を始め、離乳食の進行に合わせて鉄分を含む食材も取り入れていくとよいでしょう。
生後9ヶ月の鉄分不足は?
離乳後期以降は赤身の魚肉、レバーの多用を 特に離乳後期(生後9~11ヶ月)以降は鉄分が不足しやすいので、離乳食に鉄分豊富な赤身の魚や肉、レバーなどを多用しないと鉄欠乏性貧血に陥りやすい。