とびひは、最初は1㍉程度の小さな水疱から始まりますが、だんだん広がり2~3日で指頭大になります。 水疱は破れやすく、破れると「びらん=ただれること」になり、そこに薄いかさぶたができます。
とびひ 感染いつまで?
季節初夏から夏にかけて多い病気ですが、最近では冬にもみられます。 好発年齢子どもに多い病気ですが、大人にも伝染します。 潜伏期間潜伏期間はおおよそ2日から5日間ですが、感染した菌の量や傷の状態によって様々です。
とびひは何日ぐらいで治りますか?
Q何日くらいで治りますか? 適切に治療すれば通常4、5日程度で治りますが、抗生剤の効かない耐性菌が付いている場合は、治療が長引くことがあります。 ※参考:MRSAについて最近、とびひの主たる原因菌である黄色ブドウ球菌のうち、様々な抗生剤が効きにくいMRSAという菌が大きな問題となっております。
とびひ 薬 どれくらい?
通常のごく軽い場合には、抗菌薬の軟膏を1日に1~2回塗ります。 水疱は小さなものは潰しませんが、大きな水疱はその内容液が周囲につかないように排出させます。 的確な治療では4-5日で治りますが、なかなか治らない場合は、原因菌に抗菌剤が効かない場合がありますので、外用抗菌剤を変更します。
とびひは感染しますか?
「とびひ」の正式な病名は「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」といいます。 細菌が皮膚に感染することで発症し、人にうつる病気です。 掻(か)きむしった手を介して、水ぶくれ(水疱(すいほう))があっという間に全身へ広がる様子が、火事の火の粉が飛び火することに似ているため、「とびひ」と呼ばれています。