感染経路等 患部をひっかいたり、かきむしったりした後で、小さな傷(湿しんや虫刺され部位等)にふれることで感染する。 集団感染を起こすこともある。 原因菌は黄色ブドウ球菌の場合が多いが、溶血性レンサ球菌の場合もある。
とびひは何科?
とびひで病院に行くタイミングは? 症状がひどくなると長期間治療を行う必要や、跡が残る場合があるので、少しでも水ぶくれを発見したらすぐに皮膚科や小児科を受診するようにしましょう。
とびひとはどういう病気ですか?
「とびひ」の正式な病名は「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」といいます。 細菌が皮膚に感染することで発症し、人にうつる病気です。 掻(か)きむしった手を介して、水ぶくれ(水疱(すいほう))があっという間に全身へ広がる様子が、火事の火の粉が飛び火することに似ているため、「とびひ」と呼ばれています。
とびひ 感染いつまで?
季節初夏から夏にかけて多い病気ですが、最近では冬にもみられます。 好発年齢子どもに多い病気ですが、大人にも伝染します。 潜伏期間潜伏期間はおおよそ2日から5日間ですが、感染した菌の量や傷の状態によって様々です。
とびひ どのくらいで広がる?
とびひは、最初は1㍉程度の小さな水疱から始まりますが、だんだん広がり2~3日で指頭大になります。 水疱は破れやすく、破れると「びらん=ただれること」になり、そこに薄いかさぶたができます。