百科事典マイペディア「痛点」の解説 皮膚や粘膜に分布する感覚点の一つ。 外からいろいろな刺激を加えたときに痛みだけがおこる点状の小区域をいう。 全身の皮膚のほか,口腔,咽頭,鼻腔などの粘膜にも散在する。
痛み 脳のどこ?
痛みの情報は、視床の外側にある大脳辺縁系と呼ばれるエリアや、人の思考や意思決定に関わる前頭前野にも届けられます。 大脳辺縁系は、記憶や感情をつかさどる部分です。 大脳皮質が痛みの強さや強度といった感覚的な痛みの情報に関与するのに対して、大脳辺縁系は不安や恐怖など情動的な痛みの情報を受け持ちます。
触覚はどこで感じる?
皮膚の特殊受容体は、脳に触感シグナルを送ります 皮膚は、3層の主要組織層、 外側の表皮、中間の真皮と内側の皮下組織からなります。 こうした層内にある特殊受容体細胞が、触覚を検知し、末梢神経を通して脳に向けてシグナルを伝達します。
痛点 何個?
皮膚で刺激を感じる部分を感覚点といい、そのうち痛みを感じる部分は痛点と呼ばれています。 この痛点の数はとても多く、1平方センチメートルあたり100〜200個もあります。
痛点 なぜある?
最も数が多いのが痛点で、以下、触点、圧点、冷点、温点の順で少なくなります。 なぜ痛点や触点が多いのかというと、これらの感覚が身体の危険に深く係わっており、感知して即座に反応する必要があるからと考えられています。 触覚は物が皮膚に触れた時に生じる感覚です。