発病しやすいのは思春期から30歳までで、統合失調症の人の70〜80%を占めます。 平均の発症年齢は男性が27歳、女性が30歳で、男性のほうが多少発症年齢が低い傾向があります。 女性では、40〜45歳に2度目の発症の小さなピークがあり、この時期の発病は男性の2倍となっています。
統合失調症 何歳まで?
統合失調症は、考えや気持ちがまとまらなくなる状態が続く精神疾患で、その原因は脳の機能にあると考えられています。 約100 人に1 人がかかるといわれており、決して特殊な病気ではありません。 思春期から40歳くらいまでに発病しやすい病気です。
統合失調症 何年もかかる?
回復期前期の期間は短くて半年、長いものになると2、3年かかる場合もあります。 回復期前期の疲弊した状態が、何らかの事情でそれ以上回復しなくなり、長年にわたると、真の陰性症状ということになります。 これが、回復期前期での回復の停滞や固定化です。 ただし、陰性症状は、急性期や回復時臨界期でも見られます。
統合失調症の発症のきっかけは?
発症の原因は今のところ分かっていません 発症の原因は正確にはよくわかっていませんが、統合失調症になりやすい要因をいくつかもっている人が、仕事や人間関係のストレス、就職や結婚など人生の転機で感じる緊張などがきっかけとなり、発症するのではないかと考えられています。
統合失調症の初期症状は?
前兆期 気分障害やうつ病のような症状が前兆として現れはじめる時期です。 焦り、不安、感覚過敏、集中力の欠如、意欲低下、不眠、食欲不振、頭痛などの症状です。 統合失調症という診断ができないことも多い段階ですが、こうした症状が現れた時点での受診により、高い治療効果が期待できます。