痛みを感じない状態になると、体に傷がついても傷害を自覚したり、傷害部位を守ることが出来ません。 その結果、治療の遅れや症状の悪化を招くことになります。 1 апр. 2012 г.
痛み我慢 どうなる?
子供の頃、大人からそんな風に言われた方も少なくないと思います。 「我慢は美徳」とする日本の風土から出た言葉ですが、実は痛みを我慢することで体や心に大変な悪影響を与えてしまいます。 痛みは大きなストレスになり、不眠 ・食欲不振・うつ病、などを引き起こしてしまいます。
痛みが続くとどうなる?
また、痛みが慢性化すると、痛みを引き起こした原因がなくなっても、痛みを取り去ることがなかなかできなくなります。 さらに、痛みが続くことで痛みにばかり注意が向きがちになり、眠れなくなったり、不安や恐怖からうつ状態につながり、ますます痛みにとらわれて症状が重くなるという悪循環に陥ることもあります。
頭痛 我慢するとどうなる?
日本人の不思議な美徳ゆえか、ギリギリまで痛みを我慢する人もいるようですが、こと頭痛の症状には、その考えは向かないかもしれません。 無駄に我慢すると(我慢している間にも)痛みの原因になる物質が体内で増えて、痛みに対してさらに敏感になり、鎮痛薬を飲んでも痛みを抑えきれないことがあります。
痛み止め 飲まないとどうなる?
「痛み止めは、痛みをとるだけのくすりだから飲まないでがまんする」という方も多いのですが、ことはそう簡単ではありません。 痛みをがまんしていると、痛み物質が蓄積して血行不良となり、炎症がおさまらず、ますます痛みが強くなります。