「とろみ」をつける理由 病気や加齢により、『飲み込む機能』が低下すると、今まで食べていた食事や飲み物が上手く飲み込めなくなってしまうことがあります。 水やお茶といった飲み物のようにサラサラとしたものを飲みやすくするため、とろみ調整食品は使われます。 ・『 まとまりやすく 』なります。 5 дек. 2019 г.
とろみ食 なぜ?
とろみにより食べ物や飲み物の粘度が増し、喉に送られる速さがゆっくりになると、嚥下反射に遅れがある人でも誤嚥しにくくなります。 つまり、とろみをつける目的は食べ物が喉へ入るスピードを遅らせることなのです。 また、とろみ剤によって飲み物や食べ物がまとまるので、飲み込みやすくなる効果もあります。
水分とろみなぜ?
水分にとろみをつける理由は、嚥下機能が低下した人にとって、液体は誤嚥しやすい性状をしているからです。 具体的には、液体に特有の「流れる(移動の)スピードが速い」、「まとまらずバラバラにひろがる」という性状がかなり嚥下しにくいものだからです。
刻みとろみ食 なぜ?
食材によっては誤嚥のリスクが高まる 水のようにさらさらとした液体は、速く動いてしまうので誤って気管に入ることがあります。 とろみをつけることでゆっくりとした動きになり、液体が気管に入るのを防げます。 ただし、嚥下の能力が低下していても、すべての食事にとろみをつける必要はありません。
あんかけ とろみ なぜ?
でんぷんに水を加えて加熱すると、60度前後で急激に水を吸って膨らみ始め、粘度を増して糊状になります。 この現象を糊化といい、料理の液量に対してでんぷんの量が多いほど粘度は高くなります。 あんかけや汁物のような、たくさんの液量に少量のでんぷんを加えて加熱すれば、適度なとろみが出るのです。