とろみにより食べ物や飲み物の粘度が増し、喉に送られる速さがゆっくりになると、嚥下反射に遅れがある人でも誤嚥しにくくなります。 つまり、とろみをつける目的は食べ物が喉へ入るスピードを遅らせることなのです。 また、とろみ剤によって飲み物や食べ物がまとまるので、飲み込みやすくなる効果もあります。 1 нояб. 2021 г.
とろみ水 なぜ?
水のようにさらさらとした液体は、速く動いてしまうので誤って気管に入ることがあります。 とろみをつけることでゆっくりとした動きになり、液体が気管に入るのを防げます。
とろみ剤 何に使う?
とろみ剤は食べ物や飲み物に加えて混ぜることで、温度に関係なく適度なとろみをつけ、食べ物を飲み込みやすくすることができる粉末状の食品です。 その他にも食品にまとまりをつけたり、ミキサー食の分離をおさやたり、水にトロミをつけることで薬を飲み込みやすくするといった利用方法もあります。
介護 とろみ なぜ?
介護食でとろみが必要な理由は、誤嚥(ごえん)を防ぐためです。 誤嚥とは、加齢により飲み込む筋力が落ちてきたこと(嚥下障害)が原因で、食べ物や飲み物が誤って気管に入ってしまうことを言います。
とろみ剤 何でできてる?
とろみ調整食品の原料は、でん粉、カラギーナン、グアーガム、キサンタンガム(注)があります。 これらは、食べ物や飲み物に混ぜるだけで、とろみを付けることができます。 でん粉では、α化させて溶解しやすいように加工したものが利用されている場合が多く、使用時には多量に使用する必要性があります。