正解は「頻脈」です。 頻脈は慢性頭蓋内圧亢進の3徴候には含まれません。
頭蓋内圧亢進症状はどれか?
頭蓋内圧亢進症状は何らかの原因により頭蓋内圧が上昇している状態で、頭痛や悪心嘔吐、クッシング症状(血圧上昇・徐脈)などが生じる。
頭蓋内圧亢進の三大症状は?
頭蓋内圧亢進の三徴候は頭痛・嘔吐・うっ血乳頭である。 その他,耳鳴り,一過性視覚障害(ブラックアウト),複視(外転神経麻痺など)などを認めることがある。 眼症状は,初期は軽微であるが,慢性化し視神経萎縮を生じると不可逆的な視機能障害を残す。
頭蓋内圧上昇の症状は?
脳腫瘍は頭蓋骨の内側に生じるため、腫瘍が大きくなってくると頭蓋骨の内側の圧力が上昇します。 そのため、頭が痛い(頭痛)、吐く(嘔吐)、目がかすむ(視力障害)といった、腫瘍の種類に関係なく共通した症状があらわれます。 これは頭蓋内圧亢進症状と呼ばれます。
頭蓋内圧亢進の初期症状は?
頭蓋内圧亢進状態では、起床時に頭痛を伴います。 理由として、睡眠中のいびきによる換気不良が挙げられます。 換気不良により脳血管を拡張させる働きがある血中炭酸ガス濃度が高くなり、睡眠中にさらに頭蓋内圧が上がってしまうため起床時に強い頭痛を感じるのです。 これらの三徴候に次いで、外転神経麻痺(複視)、意識障害を起こします。