長く過食嘔吐と付き合っている人の手には、ペンダコならぬ吐きダコがありま す。 ペンダコは、主に利き手の中指、ペンを持つ時に当たる部分に出来ますが、吐きダコは口に手を突っ込んだ 時、上の前歯が当たる手の甲にタコが出来るのです。
なぜ吐きダコができるのか?
吐きダコ 神経性大食症の患者さんの多くは、指などを喉の奥に入れて食べた物を吐いています。 これを咽頭反射と言いますが、習慣的に喉の奥に手を突っ込んで吐いていると、手の甲に歯が当たって吐きダコができることがあります。
吐きダコってどんなの?
※吐きだこ とはおう吐を誘発するためにのどに指を入れることで、手の甲や指などにできることがある「たこ」です。 番組にも当事者の声が寄せられています。 環境によるストレスが過食や拒食の引き金になったという声。
過食嘔吐の頻度は?
例えば朝と夜に過食嘔吐をしたら、同日内でも2回とカウントします。 最重度になると、過食嘔吐を1日5~6回、時間帯の区別なくずっとくり返す、細かに30回近く嘔吐するなど、1日のほとんどが過食や代償行為で支配されていることもあります。
拒食 回復期 いつまで?
拒食からの回復期は、拒食の期間と同じくらい年月がかかることがあります。 ただし一番ひどい反動の時期は半年~一年くらいで収まります。 和食などを規則正しく食べていた患者さんでは、比較的過食期が短かったり、来なかったりした場合もあります。