急な鼻血は、物理的に粘膜を傷つけて起こるケースが多いです。 鼻を触る癖などによって、気づかないうちに傷つけていることも考えられます。 鼻血を繰り返さない場合は、過剰に心配する必要はありません。
何もしてないのに鼻血がでる?
風邪などで鼻に炎症が生じると、粘膜は充血した状態になっています。 そのため、ちょっとしたことでも鼻血が出てしまうのです。 特に風邪などで鼻づまりを起きると、鼻をほじったり、強く鼻をかんだりすることがあります。 そういったことも、キーゼルバッハ部位を傷つけ、鼻血が出る原因になります。
鼻血がよく出る 何科を受診?
まずは、耳鼻いんこう科を受診しましょう。 ※大量に出血し、止血をしても20分以上も止まらない場合は、救急車を呼んでください。
鼻血が出るのは何の病気?
副鼻腔炎(蓄膿症)やアレルギー性鼻炎が原因だったり、まれに鼻の腫瘍のこともあります。 また、鼻の病気以外にも、血液や肝臓・腎臓の病気、高血圧が見つかることもあります。 もともと鼻は血が出やすい場所です。 鼻の中は、柔らかく弱い粘膜でできていて血管がたくさんあるため、強く触るとそれだけで傷がついてしまうからです。
鼻血はどこから出るのか?
Q1. 鼻血はどこから出るのでしょうか? 鼻血は主に、左右の鼻をわけているしきり(鼻中隔)の粘膜から出ます。 とくに、鼻の入り口から約1cm入ったところは、血管が網の目状になり表面に浮き出ているので、くり返し出血しやすい場所です。