吐血って何ですか? 吐血とは、上部消化管の出血を嘔吐することです。 十二指腸空腸曲(トライツ靭帯/じんたい)より口側にある十二指腸、胃、食道からの出血で起こります。 20 нояб. 2016 г.
吐血はどこからの出血?
吐血は基本的に上部消化管と呼ばれる食道・胃・十二指腸から出血した場合に起こります。 下血は消化管の、どの部位で出血しても起こりえます。
突然 吐血 なぜ?
吐血の原因として胃潰瘍や十二指腸潰瘍が最も多く認められます。 潰瘍により粘膜がはがれ、さらにその深層にある血管が露出し破綻することで出血をきたします。 以前から空腹時に強くなる腹痛を自覚していながら放置していたところ突然吐血することが多いのですが、痛みの自覚がなく突然吐血をすることもあります。
吐血の消化器官は?
吐血とは通常十二指腸Treitz靱帯付着部より口側の消化管出血で起こります(下図)。 大量に出血した場合には、貧血、出血性ショックとなり、生命にかかわることもあります。 血液が胃液に触れると、ヘモグロビンがヘマチンとなり、黒褐色となります。 そのため胃や十二指腸からの出血では吐血は黒褐色となります。
吐血した時は何科?
吐血は、食道や胃・十二指腸からの出血によって起こることから、これらの部位の病気を示すサインと捉えることができます。 そのため、本当に吐血があったなら夜間休日を問わず、すぐに消化器内科または救急外来を受診することが勧められます。