わが国で猪(豚)を食べはじめた歴史は大変古く、新石器時代の遺跡から鹿や狸と一緒に猪の骨が出土していることが確認されていますが、これが狩猟によるものか、飼育されていたものかは明らかではありません。
豚 いつから食べられるようになった?
豚は奈良時代にもいたことが文献から明らかにされており、本格的に豚が食べられるようになるのはさらに遅く、19世紀になってからのことだよ。 鶏は2000年前からいたのだけれど、本格的に食べられるようになったのは、江戸時代なんだよ。
豚はいつから?
ヨルダンの農耕遺跡からは紀元前6000年頃の、スイスの遺跡からは前5000年頃の豚の骨が発見され、家畜化初期の豚と考えられている。 ギリシャでも紀元前2500年頃には家畜化が一般化していたと考えられている。 古代ギリシャ人は地中海沿岸に入植する際も豚を伴ったため、やがて古代ローマ人へとつながったと考えられる。
牛肉 いつから 食べ た?
弥生時代に、朝鮮よりやってきた渡来人が牛肉を食べる文化を日本に伝えたといわれています。 飛鳥時代以降、農耕や宗教などの理由から日本ではたびたび「肉食禁止令」が出され、肉食の禁止をしていたという記録があります。 江戸時代には高価な滋養の「薬」として牛肉を食べる文化があったそうです。
肉はいつから食べられている?
人類はおよそ、1万年前の新石器時代・日本の縄文時代からお肉を食べていたと言われています。 これは、人類が火と土器を使えるようになったことが大きいようです。