唾液腺は自律神経に支配されているので、ストレスがあると交感神経が強く働いて、唾液の分泌が抑制されます。 食べ物をよく噛まない、早食い、喫煙などの影響で唾液の分泌が低下します。 糖尿病や甲状腺などの病気が原因でおこる場合や抗うつ薬・睡眠薬・降圧薬などに唾液の分泌量を減少させるものがあります。
唾液が出ない理由は何ですか?
ストレスや精神的な緊張によって自律神経のバランスが崩れ、唾液の分泌量が少なくなることがあります。 加齢により筋力が低下したり、全身の水分量が減少したり、ホルモンバランスが変化したりすることによって唾液が出にくくなります。 唾液腺やその周辺部位への放射線照射や手術により、唾液腺がダメージを受け唾液が出にくくなります。
よだれが少なくなった?
よだれが少ないときには水分不足の可能性も考えられます。 おしっこの量と合わせて水分がしっかりとれているか、確認しながら、適度に水分補給をするようにしましょう。 また、鼻呼吸をすることができている場合や、口を閉じる力がある場合もよだれは比較的少ないこともあります。
唾液が出ない 何科へいく?
唾液が出なくて不安なときは、歯科や内科を受診しましょう。
唾液を出すにはどうしたらいいか?
唾液を出しやすくするには、食事のときによくかむことが重要ですが、それ以外にも、普段から水分を多め にとること、よく話すこと、口や舌をよく動かすことで、唾液が出やすくなります。 また、耳下腺(じかせん)、 顎下腺(がっかせん)、舌下腺(ぜっかせん)をマッサージすると唾液が出やすくなります。