食べたものは、胃や腸などで消化・吸収されていき、残ったものがうんちとして出されます。 口から肛門までは9mあり、その長い道のりを通って、うんちがみんなの体の外に出ています。
うんこ どうやってでる?
うんこが出る仕組み、実はおなかの中の腸と脳の連係プレーによるものです。 ご飯を食べて胃に食べ物が入ってくると、もんもんと腸全体が動き始めます。 とうとう大腸の終端、S字結腸から直腸にたどり着きます。 直腸にうんこが到達すると直腸は脳に報告します。
うんこができるまでの時間は?
消化管は、食べた物を分解・消化し、必要な栄養分と水分を吸収した後、老廃物を便として排泄します。 口から摂取された食べ物が便として排泄されるまでの時間は、約24時間から48時間です1)。
人はなぜ排泄するのか?
排泄は、様々な生命活動によって生じる不必要な代謝産物(老廃物)、有害な物質を体外に排出する行為です。 排泄には、肺から二酸化炭素を排出する呼吸、腸から食べカスを排出する排便、皮膚からの不感蒸泄(ふかんじょうせつ)、発汗などが含まれます。 しかし、代謝産物の大部分は、腎臓を中心とする泌尿器系によって排泄されます。
うんこを食べるとどうなるのか?
人間の食糞 ヒトの糞は大腸菌等の腸内細菌がその質量の大きな部分を占めているが、ヒトはこのようなものを食物として利用する生活に適応するような進化を遂げていないため、食糞行動は口腔粘膜や胃その他 などへの細菌感染など、健康上好ましくない結果を引き起こす可能性がある。