ウサギを「1羽」「2羽」と数える由来には諸説あります。 獣(けもの)を口にすることができない僧侶(そうりょ)が二本足で立つウサギを鳥類だとこじつけて食べたためだという説や、ウサギの大きく長い耳が鳥の羽に見えるためだとする説などが有力です。
ウサギ 数え方 なぜ?
『平凡社大百科事典』(平凡社 1984)p221-222〈ウサギ〉の項に「1羽、2羽と鳥を数えるような呼称をする習慣が知られ、肉の味が軽く鳥に似ているからと説明されているが、鳥をとらえるのと同じ方法、すなわち網でとらえるために、鳥と同じ単位で呼称されると解すべき」とあり。
うさぎ なんわ?
1羽2羽 この「1羽2羽」が一般的には最も適した数え方となります。 たしかによく聞く数え方ではありますね。 こちらの数え方、まだうさぎを家畜として扱っていた時代に用いられていた数え方のようです。
数え方はなぜ生まれたのか?
では、いつから「かん」が使われるようになったのでしょうか。 『改訂食品事典』(1974)によると、昭和時代、仕上げた料理を2個盛り付けることを料理人の間で「にかん盛り」と言うようになり、「かん」を「個」の意味で使ったとあります。 「個(か)」がなまって「かん」になったとする説も。
ウサギは何の仲間?
うさぎとは、ウサギ目に属する哺乳類を指します。 ペットとして売られているうさぎは、おもにウサギ目>ウサギ科>アナウサギ属のうさぎです。 この「うさぎの飼育・飼い方」ではペット向けアナウサギ属のうさぎについて説明しています。 ※ノウサギとは、ウサギ科>ノウサギ属のうさぎです。