前述したように、外反母趾では親指の付け根の関節の周囲に炎症が起きてしまい痛みの原因になっています。 靴を履いていなくてもジンジン痛いというのは、まさしく炎症が強い状態とも言えます。
外反母趾 なぜだめ?
外反母趾は重症化すると親指の関節が半分脱臼した「亜脱臼」という状態になり、親指が回転してしまいます。 この場合、放っておくとさらに変形が進行してしまうので、痛くなくても治療を行います。 治療は大きく分けて2種類。 保存療法と手術です。
外反母趾は何科を受診すればいいですか?
外反母趾は親指がくの字に曲がっていく病気です。 日常生活や仕事、スポーツなどで困ることがあれば整形外科を受診しましょう。
外反母趾をほっておくとどうなる?
外反母趾は初期に治療を開始すれば保存療法のみで日常生活を快適に送ることも可能ですが、放置すると変形が進行して手術が必要になってしまいます。 また外反母趾と思っていたら関節リウマチなど他の病気が原因だったということもありますので、母趾の変形・痛みを感じたら早めに整形外科を受診しましょう。
外反母趾 何を履いても痛い?
靴を履かなくても痛いようなら、帰宅後、足浴か風呂に入り、局所に鎮痛消炎剤入りのクリームを付けてマッサージするのが良いでしょう。 外反母趾で靴の圧迫による滑液嚢炎が最も考えられます。 場合によっては、ゆびの神経の絞扼性神経症や有痛性神経腫の可能性もあります。