足のアーチの低下は長期的には足関節の疼痛や変形をも引き起こします。 さらに、外反母趾が進行すると親指が第2趾や3趾の下に入り込むようになり、これらの指が持ち上げられると同時に付け根にある関節が背側に脱臼してしまうこともあります。
外反母趾をほっておくとどうなる?
外反母趾は初期に治療を開始すれば保存療法のみで日常生活を快適に送ることも可能ですが、放置すると変形が進行して手術が必要になってしまいます。 また外反母趾と思っていたら関節リウマチなど他の病気が原因だったということもありますので、母趾の変形・痛みを感じたら早めに整形外科を受診しましょう。
なぜ外反母趾になるのか?
原因と病態 外反母趾の一番の原因は靴を履くことで、幅の狭いつま先が細くなった靴を履くと母指のつけ根から先が圧迫されて変形します。 ヒールの高い靴はつけ根にかかる力が増えてさらに変形を強くします。 10歳代に起こるものは母指が人差し指より長かったり、生まれつき扁平足ぎみであったりする外反母趾になりやすい特徴があります。
外反母趾はどこが痛くなる?
外反母趾とは、足の親指(母趾)が小指側に曲がり、「く」の字のように変形し、母趾の付け根の腫れや痛みのために、靴を履いての歩行に支障をきたす状態をいいます。
外反母趾は何科に行ったらいいの?
外反母趾の治療では、整形外科を受診しましょう。