「ワキガ」は脇の皮膚常在菌と皮脂や老廃物を多く含んだアポクリン腺から分泌される汗が存在すれば、誰でもなりうるものです。 生まれつき「ワキガ」になりにくい体質の人でも、悪臭物質が増える条件が揃っていれば、「ワキガ」を発症する可能性は高くなるのです。 7 февр. 2019 г.
ワキガは誰にでもある?
アポクリン汗腺は誰にでも存在します。 ただワキガになるほどの量ではないというだけで、ワキガの原因になる要素は誰にでもあるということです。 その量が多いか少ないかがワキガになりやすい人orなりにくい人の分かれ道。 そして、その多い少ないは遺伝によるもので、体質として生まれながらに組み込まれています。
ワキガは遺伝しますか?
前述の通りわきがは顕性遺伝(優性遺伝)ですので、両親ともわきがの場合、子供は75%以上の確率でわきがになります。 一方で片方の親がわきがの場合、確率は50%以上です。 ご自身がわきがの場合、子供は半分以上の確率でわきがになると考えられます。
ワキガの人 何人?
日本人ではおよそ10人に1人の割合で発症するワキガですが、ではワキガになる人とそうでない人とでは、どんな違いがあるのでしょうか? ここからは、ワキガを発症する主な原因を見ていきます。
ワキガになるのはなぜ?
ワキガの主な原因は、「アポクリン腺」から出る汗にあります。 汗そのものは無臭といわれていますが、汗に含まれるたんぱく質や糖質などが皮膚の常在菌により分解されることで、ツーンとした強烈な臭いが発生します。 さらに脇毛が生えていた場合、脇毛に汗がまとわりつき、細菌が繁殖しやすくなってしまうこともあります。