それぞれの部位は椎骨(ついこつ)という小さな骨が重なって背骨を形成しています。 椎骨の数は、頚椎に7個、胸椎に12個、腰椎に5個、さらに仙骨が1個、尾骨が2〜3個あり、合計27〜28個あります。
尾骨って何?
尾骨は俗称として尾てい骨とも呼ばれますが、脊椎の一番下にある、尻尾(しっぽ)の名残の骨です。 お尻の中央の一番下にあって少し飛び出しているために、椅子に座ることの多い現代人にとっては炎症を起こしやすい部位です。
尾骨の役割は?
尾骨は仙骨の下端につき、人が4四足歩行をしていたときに尻尾があったことを証明することのできるなごりです。 四足動物の尻尾の役割として言われていることが、移動の際にバランスを取る役割があると言われています。
尾てい骨の別名は?
(骨格) 尾椎が成長して癒合してできた椎骨で骨盤を形成する。 別名、尾骶骨、尾閭骨。
尾てい骨の由来は?
尾骨を表す解剖学の用語は、「カッコウのくちばし」という意味のギリシャ語に由来する「coccyx」で、それは尾骨を表す「尾」という意味を持つ。 骨盤の仙腸関節のところには2つの腸骨があるが、尾骨はその間の三角形をした仙骨の下にあり、背骨の一部だ。