び‐こつ【尾骨】 の解説 脊椎末端にある、3~5個の尾椎 (びつい) の癒合した痕跡 (こんせき) 状の骨。 尾骶骨 (びていこつ) 。 尾閭骨 (びりょこつ) 。
尾骨とは 何?
尾骨【びこつ】 尾【てい】(びてい)骨とも。 両生類以上の脊椎動物の脊柱の最下部の骨。 ヒトでは,本来退縮的な3〜5個の尾椎が癒合(ゆごう)したもので,仙骨の下端に軟骨結合でつながる。
尾てい骨とはどこ?
尾骨は俗称として尾てい骨とも呼ばれますが、脊椎の一番下にある、尻尾(しっぽ)の名残の骨です。 お尻の中央の一番下にあって少し飛び出しているために、椅子に座ることの多い現代人にとっては炎症を起こしやすい部位です。
尾骨は何本?
それぞれの部位は椎骨(ついこつ)という小さな骨が重なって背骨を形成しています。 椎骨の数は、頚椎に7個、胸椎に12個、腰椎に5個、さらに仙骨が1個、尾骨が2〜3個あり、合計27〜28個あります。
尾てい骨 なぜ?
猿は進化の過程で身体が大きくなり、尻尾で木につかまるには不十分になったため、手を使ってつかまるようになり、尻尾は退化したのです。 実は胎児の頃には人間にも尻尾があります。 それが、なんと成長と共になくなってしまうのです。 その名残りが尾てい骨です。