味覚障害は耳鼻咽喉科を受診することをお勧めします。 一番の理由は、嗅覚性味覚障害(匂いが分からなくて味が分からない)ということが意外に多いからです。 嗅覚障害を確認できるのは耳鼻咽喉科だけです。 他の診療科で診てもらってももちろん大丈夫ですが、分からなければ耳鼻咽喉科を受診する必要がでてきてしまします。
口の中が渋い 何の病気?
原因① 口腔カンジダ症 口腔カンジタ菌は口の中常在菌ですが、大量に増殖すると病原性を持ち、味覚に異常を感じることがあります。 その感じ方で多いのが、渋柿のような味です。 免疫力の低下が主な原因です。 風邪や何らかの病気によって免疫力が低下すると、常在菌のバランスが崩れて口腔カンジタ菌が大量に増殖します。
何を食べても渋い?
味覚障害の症状は、①味を感じない、薄く感じる②何を食べても甘い、苦い、(異味症)③何も食べてないのに常に渋い、苦いーなどがあります。 これらの症状に一番大きく関係しているのが亜鉛の欠乏です。 亜鉛は、細胞や組織の代謝の欠かせない生体必須の微量元素(ミネラル)。
味覚障害の治療方法は?
味覚障害の治療 味覚障害が亜鉛不足によるものの場合、亜鉛製剤を使った内服治療を行います。 ただし、過度なダイエットや偏食が原因の場合は、それらを改善しなければ回復は見込めませんし、骨粗鬆症や女性の場合は月経不順といった別の疾患を誘発するおそれもあります。
口の中 変な味 何科?
味覚障害の可能性が疑われる場合は、口腔外科や耳鼻咽喉科、内科を受診します。