食後、2~3時間が経過すると通常は胃の中の食べ物が消化されます。 胃の機能低下が起こると、胃の中に入った食べ物がなかなか消化されず、実際に胃の中に長時間たまっていることで胃もたれが起こります。
胃酸 食後何時間?
胃酸の逆流は食後2~3時間までに起こることが多いため、食後にこれらの症状を感じたときは胃酸の逆流が起きている可能性を考える必要があります。
胃もたれ どれくらいで治る?
通常は、消化のよいものを食べて2~3日安静にしていればたいてい治ってしまいますが、胃への刺激が長期間続くと「慢性胃炎」に。 慢性胃炎は、いつもではないけれどなんとなく胃の調子が悪い状態。 胃もたれ、食欲不振、吐き気、げっぷ、腹部膨満感などとなって現れます。 さらにひどくなると「胃・十二指腸潰瘍」になることもあります。
胃痛 何時間後?
食後3時間くらい経つと胃痛が… 胃や腸の衰えが原因で発症している症状だと考えられます。 健康な人は、食後3時間程度あれば、胃の内容物を消化して腸へ送り出すことができます。 しかし、胃腸に不調や衰えがあると、胃に食べ物がとどまってしまうため、胃もたれや胃痛が起こりやすくなります。
胃もたれとは どんな感じ?
「胃もたれ」とは、胃が重苦しく感じられる状態をいいます。 おなかが膨れた感じの「膨満感」を伴うことも多く、人によっては、胸がつかえたり、吐き気をもよおしたりするようです。 このような胃の「もたれ」は、主に胃の運動機能が弱くなったり、胃液の分泌量が減ったりして、食物がいつまでも消化されないために起こります。