妊娠すると、多くのホルモンで分泌量が増加します。 そのひとつである黄体ホルモン(プロゲステロン)は胃の動きをにぶくさせる作用があり、食べ過ぎてなくても、胃もたれが起こることがあります。
妊娠 胃もたれ なぜ?
妊娠中はホルモンが子宮以外の平滑筋(へいかつきん)も弛緩させてしまうので、腸や尿管の動きが悪くなります。 妊娠中は常に胃もたれしているような状態が続きます。 また、妊娠初期には甲状腺の働きが一時的に強くなるため、吐き気や動悸があらわれることがあります。 心理的なストレスも影響します。
妊婦 胃もたれ いつから?
一般的に 妊娠5週目頃 から始まることが多いようです。 最も症状が辛いのが8週から9週ごろ、15週から16週ごろに落ち着いてくる と言われています。 しかしつわりの期間や症状の重さは個人差が大きいです。 妊娠初期から後期まで、ほとんどつわりらしいものを経験しない人もいれば、出産の直前までつわりが続く人もいます。
妊娠9ヶ月の胃もたれは?
妊娠後期(妊娠8カ月〜)の胸やけは、子宮が胃を圧迫することが原因で起こります。 妊娠後期になるとおなかがかなり大きくなっているので、子宮の上の部分がみぞおちのあたりまで上がってきています。 胃が持ち上げられたことにより、胃液が食道に流れやすくなり、気持ち悪さや吐き気などの症状を起こすことがあります。
妊娠初期の胃もたれ いつまで?
いつ始まっていつ終わるの? 多くの人は、妊娠が判明して間もない5〜6週で始まり、妊娠8〜11週ごろピークを迎えます。 さまざまな症状に悩まされる人も多いですが、胎盤が完成する妊娠15〜16週ごろまでに終わる人が多いでしょう。