胃ろうからの栄養補給は、1日3回。 朝の6時、昼12時、夜6時に栄養剤と水を2時間かけて注入します。
胃瘻とはどういう病気ですか?
まず、胃ろう(PEG)について説明していきましょう。 胃ろう (胃瘻)は、胃に小さな穴をあけお腹にカテーテル(管)を取り付けることで、口を介さず直接栄養を摂取する栄養補給方法です。 口から食事をとるのが難しい人や、むせこんでしまい肺炎などの症状を起こしやすい人などに対して行う栄養補給方法の一つです。
胃瘻をすると何年生きられる?
胃ろうの平均的な余命は約3年と考えられています。 胃ろうをすることで、寝たきりから起き上がれるようになったり、食事が続けられたりすることで元気になる方も多いです。
胃ろう 注入 いつから?
胃瘻への注入は、造設24~48時間後から、水または5%ブドウ糖液から開始して徐々にステップアップし、5~10日かけて目標の投与量まで増量する。 栄養剤投与後は、腹部症状や低血糖の出現にも注意する。
なぜ胃瘻になるのか?
●胃ろうの目的と対象者胃ろうは、なるべく体に負担をかけずに栄養を摂取することを目的としています。 主な対象者は、重度の認知症を患っていて、自力で口から食事をとるのが難しい人や、食べ物を飲みこもうとするとむせてしまい、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性が高い人などです。