ヒトにおいて、味細胞は舌のみならず、上顎に存在する軟口蓋、そして喉頭にも分布しており、最近の研究では胃にも味細胞が発現している事が示されている。 これら味細胞が食物から出てくる味物質を受け取り、その情報を脳へ伝えている。 味細胞を一番多く有する器官は舌である。 舌には大きく分けて4種類の乳頭が存在する。
味蕾はどこに多い?
味蕾みらい taste bud 哺乳(ほにゅう)動物では、味蕾の約80%は舌表面に散在する茸状(じじょう)(きのこ状)乳頭(ヒトでは舌の前3分の2に約100個ある)、葉状(ようじょう)乳頭(舌の後部各側縁に1個ある)および有郭乳頭(舌の後部に10個ほど存在する)内に分布する。
味覚受容器 どこ?
これらの味は、まず舌にあります「味蕾」という味覚の受容器でキャッチされます. この「味蕾」は舌の上に約5000個、顎の奥や喉にも約2500個存在しているといわれていますが、それぞれの味を感ずる「味蕾」には局在があり、甘味は舌の先、苦味は舌の奥、酸味は舌の横というふうに感じやすい場所が決まっているようです.
味細胞 いくつ?
*味蕾は口中におよそ2000~5000個存在し、味細胞は、一つの味蕾中に30~70個存在するといわれている。 味蕾は舌や軟口蓋に存在し、乳頭と呼ばれる突起についているが、この突起は、場所と形でいくつかに分類される。
味覚はどこで感じるのか?
舌の表面には花のつぼみのような形をした味蕾(みらい)があり、その中に味細胞が あります。 味細胞が神経につながっていて、味を感じることができます。