胃下垂は体質的なものなので、多くの場合、治療の必要はありません。 暴飲暴食、過労、ストレスを避けてバランスのとれた食事をとり、過度に熱いものや冷たいものはなるべくひかえます。 胃の蠕動運動を正常に保つよう心がけます。 食べ物を少量ずつ頻回にわけてとることも効果があります。
胃下垂は治りますか?
治療 胃下垂は病気ではないので、特に治療は行われません。 胃アトニーの場合には規則正しい生活を送る、食事を1日4回以上に分けて栄養価の高いものを少量ずつ食べる、腹筋を鍛える、などの生活指導が中心となります。 胃の運動機能を良くする薬が効くこともあります。
胃下垂とはどういう症状?
胃下垂ってどんな症状? 胃が正常な位置よりも下まで垂れ下がっている状態を胃下垂といいます。 自覚症状がない場合が多いですが、胃の消化運動が低下して消化不良になります。 また胃下垂が原因で胃の筋肉がたるみ、胃の動きが悪くなる胃アトニーを併発すると、胃もたれなどの不快な症状を起こしやすくなります。
胃下垂かどうか 判断?
胃下垂の確定診断は、バリウムを飲み胃のX線検査をすることでわかります。 そこで胃の折れ曲がる位置を確認し、胃下垂かどうかを判断することが多いです。
胃下垂 どうなってる?
そもそも胃下垂とは、胃が骨盤よりも垂れ下がっている状態のことで、いわば体質のようなものです。 胃下垂そのものは病気ではありませんが、胃が垂れ下がることで胃のぜん動運動(※)が弱くなり、それによって胃アトニーを併発しやすくなります。 胃アトニーとは胃の筋肉がたるみ、胃の動きが悪くなる病気です。