午後には眠くなるリズムが備わっている 午後に眠くなるのは昼食後だからだ、と思われがちですが実は食事とは関係なく、もともと人間に備わっている体内時計のしわざなのです。 人間の脳は1日に2回、起床から8時間後と22時間後に眠くなるリズムが備わっています。 午後の眠気の正体です。
昼過ぎ 眠い なぜ?
たとえば、お昼過ぎ14時ごろにやってくる「眠気」。 よく、「お昼ご飯を食べると、その消化のために胃や腸に血流が集まり、脳に行く血流が減るので眠くなる」といわれていますが、どんな状況であっても「脳への血流」は第一に確保されることがわかっています。
いつも午後眠い?
眠りが浅かったり、睡眠の質が良くなかったりすると、睡眠不足になってしまい、それが原因となって、午後に眠くなってしまうのです。 スマホやパソコンのブルーライトや、仕事などのストレス、お酒の飲み過ぎなども、睡眠の質を低下させる原因になっているもの。 本人に自覚はなくても、実は睡眠不足で眠くなるというケースもあるのです。
お昼の眠気覚ましは?
食事をした後は消化活動に専念させるために自然と副交感神経が優位となり眠くなります。 顔を洗う、ガムを噛む、軽い運動をする、冷たい飲み物を飲む、などのちょっとした刺激を与え、交感神経を活性化させることで、眠気の解消につながります。
血糖値が上がると眠くなるのはなぜ?
ところが、極端に糖質を取り過ぎると一気に血糖値が上昇し、大量のインスリンが必要になります。 この時にインスリンの分泌が追いつかないと過血糖という状況になります。 この状態が続くと、ブドウ糖が脳に十分に行き渡らず、頭がぼーっとしたり、眠くなったりする症状につながるのです。