私たちがものを見るとき、眼はカメラのレンズのような働きをする水晶体の厚さを調節し、ピントを合わせています。 この調節にかかわっているのが「毛様体筋」という筋肉で、水晶体を引っ張ったり緩めたりしています。 遠くを見るときは、毛様体筋が緩まり、水晶体を薄くしてピントを合わせます。
眼の遠近調節を行うのはどれか?
視覚の遠近調節に関与するのは水晶体、毛様体小帯、毛様体筋である。 水晶体は毛様体小帯を介して毛様体筋とつながっている。
近くを見るときに収縮するのはどれか?
近くを見るときには毛様体筋が収縮して、毛様体小帯の緊張がゆるみ弛緩し、つながっている水晶体が自身の弾力によって厚くなる。
眼球に入る光の量を調節するのは何か?
目の中に入る光を調節するために、虹彩は伸びたり縮んだりして瞳孔の大きさを変えます。 明るいところでは光の量を減らすために瞳孔は小さくなり、暗いところではより多くの光を必要とするために瞳孔は大きくなるのです。 このとき活躍するのが虹彩の2つの筋肉。
視覚器で光量の調節をしているのはどれか?
虹彩は毛様体から起こり水晶体の前で瞳孔を囲む円板状の縁取りで、光の量を調節する働きをもつ。